5年分と10年分、どちらで支払うべきですか?
特許庁の審査が終わったら、登録年数を決める必要があります。
商標権の有効期間は10年単位です。
しかし、事業というものは、10年もの長い間、継続して行われずに終了してしまうことも多々あります。そのようなケースに備え、5年ごとの分割払いを可能にする制度も用意されています。
■10年分で支払う場合のメリット
商標を長く使用する予定があるのであれば、10年分を一括で支払いましょう。
なぜなら、5年分を分割で支払うよりもコストが安く済みます。また、5年ごとに支払う手間も必要なくなります。
<こんな人におすすめ>
- 今後もずっと、現在の商品・サービスを続けていく
- 長期的にコストや手間が少ない方がいい
■5年分を分割して支払う場合のメリット
商標を使用しなくなる可能性がある場合、5年分ずつ支払うべきかもしれません。
また、直近の出費をなるべく抑えたい方にとっても、分割納付は選択肢の1つとなります。
<こんな人におすすめ>
- 数年先、商標を使用しなくなるかもしれない
- 数年先、商標や区分を変更するかもしれない
- 直近の出費を抑えたい