「アルファベット表記で商標登録を目指したいが、みんながちゃんと読んでくれるのかわからない」と考えた時、英語/日本語/ロゴなど、何で出願すべきかは悩み所です。

今回はカタカナや英文字などさまざまな形の表記を目にすることができるファッションブランド「UNIQLO」を例にしてご説明いたします。


1.文字が別であれば、別々の出願が必要です
2.「英文字とカタカナの二段併記のロゴ」を出すことは可能。しかし・・・
3.解決策①:できるだけ多くの範囲を出願する
4.解決策②:使用頻度を考えて出願する



1.文字が別であれば、別々の出願が必要です

たとえば”UNIQLO”を文字の商標として登録を目指すとします。

アルファベット表記の文字商標は、読み方を指定することはできません。
そのため、「ウニクロまたはユニキュロと呼ばれたくない」と考えたとき”ユニクロ”も文字商標として出願する必要があり、費用も2倍かかることになります。

ここで言いたいこと:文字とロゴはそれぞれ出願することが必要です。


2.「英文字とカタカナの二段併記のロゴ」を出すことは可能。しかし・・・

そこで、
「英文字とカタカナをまとめてロゴとして出願する」という手法が考えられます。
たしかに二段併記したものを登録しておいて、「自分たちはこの商標登録をしている」と言えば、第三者は同じ名前を使用できないのでに一定の効果はあるかもしれません。

しかし、
登録された商標は、あくまでもロゴです。
ブランドやサービス展開するときに、このロゴを実際に使用してなければ、第三者の申し立てによりこの商標権自体が取り消される可能性があります。

ここで言いたいこと:文字をいっぱい含んだロゴを出願だ!→使わなければ意味ないです。



3.解決策①:できるだけ多くの範囲を出願する

実際にユニクロを展開する株式会社ファーストリテイリングは、
・文字の「ユニクロ」 - 商標登録第5137361号
・文字の「UNIQLO」 - 商標登録第4372553号他
・ロゴの「ユニクロ」 - 商標登録第4998657号他
・ロゴの「UNIQLO」 - 商標登録第5296459号他

など、多くの商標を網羅的にカバーしています。
ブランドを守るためには、最も安全性が高い解決策であると考えられます。

なぜなら、シンボルマークと文字が入ったロゴで、一部改変されたロゴを使用された場合に権利を主張することは可能です。しかし、全く同一ではないので、当然相手方には反論の余地を残すことになるからです。


ここで言いたいこと:1番良いのは想定されるものをぜんぶ取得して備えること。

4.解決策②:使用頻度を考えて出願する

予算の都合等で複数の出願が難しい場合は、やはり「どんな場面で、なにを最も使用するのか」を考え、優先順位をつけて決めるのが良いでしょう。

最初はどうすべきかということは悩みどころかとは思います。ぜひアカウント作成後、チャットサポートをご利用ください。

まとめ
オリジナリティのあるものを、使用する範囲を出来る範囲で出願する。シンプルイズベスト。

※ブルーのロゴマークおよび今回例示のストーリーは架空の設定です

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ぜひ、直接チャットでもやりとりしましょう!

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